南 原 繁 研 究 会

The Society for Nambara Shigeru Studies




南原繁研究会」にようこそ!



南原繁研究会代表 樋 野 興 夫




 2004年にスタートした南原繁研究会 【初代代表、鴨下重彦 先生(1934年-2011年、東京大学名誉教授、国立国際医療センター名誉総長)、第2代代表、加藤 節 先生(成蹊大学名誉教授)】の3代目の代表を、この度、南原繁 生誕130周年を祝し、仰せつかりました。今年11月2日に開催予定の「第16回 南原繁シンポジウム(今、南原繁を読む 〜 生誕130年に寄せて〜)」の企画が進められています。ぜひご期待下さい。

 思えば、私に強い印象を与えた言葉は、「ボーイズ・ビー・アンビシャス」(Boys, be ambitious) です。札幌農学校を率いたウィリアム・クラーク(1826-1886)が、その地を去るに臨んで、馬上から学生に向かって叫んだと伝えられている言葉です。クラーク精神を、内村鑑三(1861-1930)、新渡戸稲造(1862-1933)、南原繁(1889-1974)、矢内原忠雄(1893-1961)から静かに、学んできたものです。

 南原繁は、戦後最初の東大総長で、「明治以降、新渡戸稲造先生に勝る教養と広さの人はいない」、「教育というのは、全てものを忘れた後に残る」と語っています。私の恩師は、南原繁が、東大総長のときの医学部の学生でした。「スケールの大きい、愛情豊かな人物だった」と、南原繁の話をよく聞きました。「時代を動かすリーダーの清々しい胆力」としての「人間の知恵と洞察とともに、自由にして勇気ある行動」の持ち主であった南原繁が思い出される今日この頃です。「はしるべき行程」と「見据える勇気」は、「次世代の社会貢献」の羅針盤ではないでしょうか。人知を超えて、時が進んでいることを痛感する日々です。まさに、「今、ふたたび南原繁」の歴史的到来が必要ではないでしょうか!


  樋野興夫


     新渡戸稲造記念センター長
     順天堂大学名誉教授
     順天堂大学医学部病理・腫瘍学客員教授





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