南 原 繁 研 究 会

The Society for Nambara Shigeru Studies




今年開催予定のシンポジウム



第12回(2015年度) 南原繁シンポジウム

南原繁と戦争

-日中戦争・太平洋戦争からの教訓-








 日本は、1931(昭和6)年の柳条湖事件以来、日中戦争から太平洋戦争へと続く長く無謀な戦争に突入した。そうした状況の中で、南原繁は、1942(昭和17)年に出版した『国家と宗教−ヨーロッパ精神史の研究−』において、ナチス批判に重ねながら、祭政一致を謳い、国体信仰を強いる天皇制ファシズム下の日本に対して強い警告を発した。また、おりおりの時局に対する反時代的な感想を盛り込んだ短歌を詠んでおり、それらは後に歌集『形相』に収められることになった。
 戦後70年の節目に当たる今年度の南原繁シンポジウムは、南原のそうした戦争体験を踏まえて、「南原繁と戦争」をテーマとして開催することにした。その意図は、先の大戦の経験の中から今日の我々が記憶に残しておくべき歴史の教訓を再考することにある。第一部では、先の戦争に関する多くの優れた著書がある加藤陽子東京大学教授に「南原繁と太平洋戦争−終戦のかたちと天皇の地位を中心に−」と題する講演をお願いした。また、第二部では、美濃部達吉の天皇機関説事件、矢内原忠雄事件、南原繁と集団的自衛権の問題等の検討を通して、南原研究会の若手研究者に歴史の教訓を探ってもらうことにした。
 かつての歴史が再び繰り返されそうな今の状況の中で開かれる本シンポジウムは大きな意味を持つものと思われる。多くの皆様のご来場をお待ちする。





 プログラムのご案内


開会(13:00)
 

 朗  読   南原繁の文章から  元TBSアナウンサー 宇野淑子
 開会挨拶  南原繁研究会代表 加藤 節




第1部 講演(13:15〜14:15)

  「南原繁と太平洋戦争-終戦のかたちと天皇の地位を中心に-」

                東京大学教授 加藤陽子




第2部 パネル・ディスカッション(14:30〜16:40)

   テーマ 「南原繁と日中戦争・太平洋戦争の経験から学ぶもの」

        コーディネーター    愛知大学教授  鈴木規夫


    「美濃部達吉と近代立憲思想−明治憲法と明治憲法体制との間−」
                  成蹊大学非常勤講師  木花章智

    「『言論弾圧』とキリスト者−南原・矢内原が敬愛した牧師・住谷天来をめぐって−」
                  聖学院大学教授  村松 晋

    「日本の自立・独立と世界平和への貢献−貴族院議員南原繁の発言から−(仮題)」
                  千葉大学非常勤講師  宮崎文彦




閉会挨拶(16:40)  順天堂大学教授 樋野興夫




 日時:2015年11月3日(火・文化の日) 13:00〜16:50 [開場12:30]
 場所:学士会館 202号室 (東京都千代田区神田錦町 3-28)
      電話 03−3292−5936
 参加費:1000円
 主催:南原繁研究会(代表 加藤 節 成蹊大学名誉教授)
 後援:岩波書店、学士会、東京大学出版会、公共哲学ネットワーク
 協賛:赤澤記念財団







シンポジウムへの参加申し込み方法

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